縁

最近、「縁」というものについて考える。

人間は、現在自分が置かれている環境の中で人と出会う。
周囲の人々は、自分自身の鏡でもあるのだ。
だから、自分がもっと向上すれば、
今よりレベルアップした環境で、新たな人と出会う。
自分が頑張れば、今の自分より、
ワンステージレベルアップした状況で物事が取り組め、
そのレベルに見合った人や環境と出会える。

俺が言うレベルというのは、お金や名声や外見ではない。
「心の豊かさ」のレベルである。

人として尊敬することができ、
性別や世代、国籍は違ってもお互いを高めあうことが
できる「心の関係」を指している。

一つステージアップすれば、また縁が広がる。
人生はその繰り返しだと思う。

ただし、心身が鈍感になっていると、
せっかくの縁を掴み損なうこともある。
人間関係にはなれも生じるし、
忙しいときや疲れたときは、
相手に対する思いやりにかけてしまうこともある。

そんなとき、早い段階で状況に気付き、
原点に返って自分を見つめ直すことをしなければ、
悲しいことに人は離れてしまうものだ。

どんな相手でも、縁を大事にすれば、
例え、しばらく連絡をとってないとしても、
きっとうまくいくはずだから。

けれど、そこには縁に対して、
常に敏感であろうとする努力が必要だと
いうことを忘れてはならない。

まさに現在、「自分」に言い聞かせている。