決心

2003年7月23日
今、大学4年生ですが、
来年からは大学院1年生になります。(予定)
今日、正式に決めました。
就職活動もあったんですが、ドタキャン。

就職活動も一応やりました。
やり始めた当初、ビックリするほど順調でした。
正直、3月上旬まで、一社も落ちませんでした。
「何でこんなに楽勝なの!!」と思いました。

しかし、どんどん選考が進む段階になると、

「この会社で働くのか??」と思ってしまった瞬間、自分の5年後、10年後を簡単に想像できてしまって、何てつまらない人生になるだろうと思ってしまった瞬間、絶望感に駈られました。

そこから何もかも狂い始めました。
どんどん不合格の嵐。

自分不信になりました。
つらくて、何度も親友に泣きついた夜もありました。

他大学のかわいい後輩からは、
「先輩達決まってますよ、あとは…」
と言われたこともありました。

次の選考が進むのは、大手の会社のみ。
いかに自分にやる気があるかないかがはっきりします。

正直、ただ受けに行っているだけ状態が続きました。

こんな状況を変えたのは、母校での教育実習でした。
あの3週間が全てを変えたのです。

明らかに、俺だけVIP待遇でした。
他の実習生は6〜8時間しか授業をもたせてくれないのに、俺だけ15時間+中学英語のTeaching Assistantのおまけつき。社会科の先生なのに。

それも高3の特進クラスの担任まで受け持って、他の実習生の研究授業の時は、せいぜい6〜7人の先生しかいないのに、俺のときだけ、教室の入口に置いてあった25枚の指導案が残り2枚になっていたという、自分ながら、これだけ期待されている表れだなと思った。

皆、俺のことを心配してくれていたのです。親身に将来の事を相談に乗ってくれ、ある先生から言われた言葉は、

「好きなように生きればいいさ」

その言葉で生き返りました。
まだまだやり残したことが一杯あるなと思った。
また、高校生と接していて、純粋な気持ちを取り戻した。

たった一度きりの人生だから、後悔はしたくないし、もうちょっと夢を追いかけて、自分に投資してみたい。

という考えから導きだされたのは、「大学院」。

もっと自分に磨きをかけてから、社会に出たい。


<語句解説>
※研究授業…実習生が行う、これまでの成果を見せる、実習最後の授業のこと。

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